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wagasaya 明兎アルバム

ステキな和傘、愛らしい水引細工を、工房『明兎』がご紹介いたします。

城端曳山祭

Category城端 傘鉾

こんにちは、明兎です。
連休明け、黄砂が吹いて春霞のような頭の中!
余韻はやっぱり、城端曳山祭りでしょうか?


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越中の小京都・城端の春を彩る、城端神明宮の祭礼は
毎年、5月の4日の夕方、宵祭りから
5日本祭りが一日かけて行われます。

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昨年、ユネスコ無形文化遺産に登録をされ、初のお祭りには
全国の保存会の方々も城端に集まり、いつも以上の賑わいを見せておりました。


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金沢和傘伝承研究会がスタートして
最初は何をすればよいかわからなかったとき、
毎週、松田さんへ通い、お話を聞いておりました。


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まだ、傘を作ったことのない時です。
毎週、毎週、和傘なんてなくなってしまうものやめておけと
言われながらも、そうなってしまったこと、戦争時代のこと
毎回聞かされていた中に、
普通に使われる傘はなくなってしまうかもしれないけど
お祭りの傘や歌舞伎の傘はなくしてはならないと、時々話してくださいました。
そんなあるとき、
『城端って知っとるかい?そこに大きな傘があるから見てこい!』
と言われました。


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次の日、城端曳山会館へ行きました。
そこには、大きな山車と一緒に傘鉾の展示がされておりました。
はじめて見る大きな傘でした。
館の方にお願いをして写真を撮らせて頂き、
いろいろお話も聞かせてもらいました。


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そして、城端の工芸のことも~
ここで活躍し、保存に懸命に向き合っておられる漆の小原さんと出会ったのもこのときでした。
それから、お祭りに一斉に傘鉾が並ぶ宵祭りは欠かさず出向き、写真を撮って
松田さんへ報告していたのでした。


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松田さんはいつも傘鉾は元気だったかと、心配しています。
一昨年、ユネスコの登録を前に傘鉾の修理依頼がありました。
毎回、松田さんが直しておられましたが、
今回、明兎で直すこととなりました。
初めてのことで大変でしたが、松田さんからは何でも最初があるもんやと言われ
また、地元のかたには毎回修理していかんなんものやと言ってもらえ
師匠においては、時期尚早と言われながらも、
これがこれからの大切な仕事と思えるようにと。


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昨年冬は、毎週城端に通い、傘鉾を乾かしながら
千鳥かけの実演をし、城端の皆様とふれあえました。
傘鉾には、重たい造り物が乗っています。軒には水引幕もついています。
修復のため、和紙を外すと、ろくろも随分と痛んでいました。
傘鉾の組み立て時には、

ろくろ作りの長屋さんにもわざわざ岐阜から来て頂きました。
昨年は、風が強く、残念ながら傘鉾は外に出すことは出来ませんでしたが
今年は青空の中
八本の一斉総並びができました。

4日宵祭りは
曳山会館で傘鉾は待機、ここが私の勉強の地でした。


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外には曳山と庵屋台が各町内に飾られ、
神様を迎える6箇所の山宿が見られます。


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そして、5日の本祭り


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お天気の中、素晴らしい一日でした。


剣鉾を先頭に、八本の傘鉾が並びました。

傘鉾は神様が降りてくる拠所


なぜ、傘屋さんになったのか?


普通に使われる傘はなくなってしまうかもしれないけど
お祭りの傘や歌舞伎の傘はなくしてはならない


この仕事をなくしてはいけないと改めて思う一日でした。


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