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wagasaya 明兎アルバム

ステキな和傘、愛らしい水引細工を、工房『明兎』がご紹介いたします。

ろくろ屋さんと骨師さん 岐阜視察

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おはようございます。明兎です。
今週末は台風19号の通過でドキドキの連休でしたね。
私は、台風が来る前に岐阜へ出かけておりました。
今回の目的は、和傘の大切な要、ロクロと傘骨作りを、
私のお世話になっている先生方に見て頂くためでした。
金沢市希少伝統産業木工専門塾の先生、福嶋則夫先生と
同じく講師で桐箱制作の職人、福田博さん、
そして金沢和傘伝承研究会メンバーの村上誠一さんと4人での岐阜視察。

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まずは、お世話になっているろくろ屋さん
長屋木工所の長屋社長さんに
ろくろの機械を見せて頂きました。

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長屋さんは日本で唯一のろくろ屋さんです。
和傘作りのためにはなくてはならないロクロ。
機械も大変古くなってきていて、困った状態なのですが
少し、光が見え始めて来ています。

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岐阜のほうでも何とかしなければと、機械を新しくする動きも始まっていますし
後継者になるべき人も出てきました。
木工塾で、手引きで福田さんや先生にお願いをして一緒にろくろを作ったことはありますが
とても大変な作業でした。
機械を見て、皆さん、当時の機械を作った人に尊敬のまなざしです。
そしてそれを大切に後世まで維持をしてくれている長屋さんに感謝です。
新しい機会が入れば、ロクロもいろいろなものがまた作れるようになるそうです。
産地によって形状や骨数が違っていたそうなので、各地の和傘職人も大変期待をしていることと思います。

長屋さんの次は、いつもお世話になっている
マルト藤沢商店さんへ。

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藤沢社長にいろいろお話をお聞きしながら
骨師の羽根田さんを訪ねました。
しかし、時が悪かった!
傘の骨は11月ころから切りはじめ来年の分を準備します。
なので、この時期はもう今年の竹が残ってなく
羽根田さんのお仕事も、竹を割るような最盛期の仕事はもうすっかり終わっておりました。
それでも、刃物を見せて頂きながら、何でも回数と工夫で頑張らないとと
言葉をいただいた次第。
岐阜では。上手に傘が作れるようになるには1000本の傘を作らなあかんといつも言われています。
まだまだいったいいつになれば1000本だなんて。。。

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事務所では、また社長さんに
踊りで使う3段に開くかわった傘を見せて頂き、

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その後、関の刃物祭りを見て帰路につきました。
木工塾にい多時、福嶋先生にご縁をいただいて和傘の道に入りました。
なので、和紙を張る仕事より、竹骨にとても興味がありました。
骨作りをする職人さんもご高齢になってきています。
金沢でも今に竹骨作れないかな?そんな思いの岐阜視察でした。

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大切なものは、今しかないもの。今実現できなくっても
今に実現できるかもしれないから、少しでもいろいろなことを見聞きしたいと
思う今日この頃です。。。

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